結論:freeeの転職難易度は、公式情報だけでは数値化できない。公開されているのは平均年間給与688.4万円と平均年齢33.1歳(2026年6月末時点・有価証券報告書)までで、倍率や面接回数は載っていない。確かめられる事実を押さえ、わからない部分は募集要項と面接で確かめるのが現実的な進め方である。本記事は、転職・学習を検討する人の目線で、確認できる範囲だけを整理した。
freeeはどんな会社か|基本情報と事業
freeeは、バックオフィス領域のSaaSを提供する上場企業だ。統合型クラウド会計ソフト「freee会計」を中心に、freee人事労務、freee販売、freee申告などを展開している(2026年10月時点・公式サイト)。設立は2012年、東京証券取引所に上場しており、証券コードは4478である。
| 会社名 | freee株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21階 |
| 従業員数 | 連結1,901名・単体1,851名(2026年6月末時点) |
| 平均年齢 | 33.1歳(2026年6月末時点) |
| ビジョン | だれもが経営を「むずかしい」と感じることなく、手軽で「たのしい」と思えるように変えていく |
出典は公式の採用ページ・企業サイトと有価証券報告書。従業員数は連結と単体で数が違う点に注意したい。中途採用に応募する立場では、採用の主体になる単体の規模感のほうが近い。
freeeの転職難易度は高いのか
難易度を数字で示せる公式データは、見つからなかった。応募倍率も、内定率も、採用ページや有価証券報告書には出てこない。他の転職メディアには「高い」と断じる記事もあるが、根拠の多くは体験談や筆者の推測であり、編集部は引用しない。
そこで、難易度を左右する要素を分けて考えるほうがよい。
- 職種:セールス、マーケティング、カスタマーサクセス、エンジニア、プロダクトマネージャー、バックオフィスで募集がある(公式採用ページ)。職種ごとに競合する人材の層が違う。
- 経験の近さ:会計・人事労務・販売管理といったバックオフィス業務の知識があるか。SaaSの顧客対応や開発の実績が応募職種に重なるか。
- 募集の時期:同じ職種でも、募集枠は時期で増減する。応募前に公式の募集一覧を見る。
難易度は「高い・低い」の二択ではない。自分の経歴が募集要項の必須要件にどこまで重なるかを、応募前に照らすのが筋だ。
freeeの選考フローと面接回数はどう確認するか
面接の回数や選考段階は、公式採用ページで詳細を確認できなかった(2026年10月時点・公式サイト)。職種ごとに異なる可能性もあるため、他サイトの「面接は3回」といった数字を鵜呑みにしないほうがよい。
確認の順番は次のとおり。
- 公式採用ページ(freee採用情報)で、応募したい職種の募集要項を開く。
- 募集要項に選考の流れが書かれていないか見る。書かれていれば、それが最優先の情報になる。
- 応募後、書類選考の通過連絡で選考段階の案内を受ける。受けていなければ、面接の前に採用担当へ質問してよい。
面接で聞かれやすい内容は、特定企業の体験談に頼らず、SaaS企業の選考に共通する型で準備できる。詳しくはSaaS 面接 想定質問|職種共通の問いと答え方【2026】にまとめた。
freeeの年収はどのレベルか|有価証券報告書の平均給与
確認できた公式数値は、有価証券報告書の平均年間給与688.4万円である(2026年6月末決算期)。同じ資料で平均年齢は33.1歳だった。
この数字を、自分の年収の目安にそのまま置くのは危ない。理由は三つある。
- 平均年間給与は、全職種・全年次の平均だ。職種別や入社時の提示額は別になる。
- 賞与や各種手当を含むため、月給の水準とは一致しない。
- 公式採用ページの求人票には、具体的な年収レンジの記載を確認できなかった。
つまり、自分に提示される年収は、募集要項と選考後のオファーで初めてわかる。企業ごとの有報の読み方はSaaS企業 平均年収 調べ方|有報と求人票の読み方が参考になる。エンジニア職の年収も、公式に職種別の数値は出ていないため、同じ手順で確認する。
freeeは激務なのか|公開データでわかる範囲
「激務」かどうかを裏づける公開データは、少なくとも公式採用ページと有価証券報告書では確認できなかった。月平均残業時間や平均勤続年数は、記載を見つけられていない(2026年10月時点・公式サイト)。リモートやフレックスといった働き方の詳細も、採用ページ上は個別の案内が必要な状態だった。
ここで口コミサイトの数字を持ち出せば、それらしい答えにはなる。ただ、出典が不明な評判は事実として扱えない。編集部は、次の方法で自分で確かめることを勧める。
- 募集要項で、固定残業代(みなし残業)の有無と時間数を見る。
- 面接の逆質問で、配属予定チームの繁忙期と、残業時間の傾向を聞く。
- 勤務地、リモート可否、コアタイムの有無を書面で確認する。
面接で聞くのはためらわれるかもしれない。だが、入社後のミスマッチを避けるための質問であり、聞いて困る企業のほうが少ない。
freeeの募集職種と求められるスキル
公式採用ページに載る職種は、セールス、マーケティング、カスタマーサクセス、エンジニア、プロダクトマネージャー、バックオフィスの6系統である。職種ごとの必須要件・歓迎要件は、各募集要項に個別に書かれる。
SaaS業界が初めての人は、職種の違いから整理するとよい。カスタマーサクセスの仕事内容はカスタマーサクセスとは?仕事内容・年収・キャリアパス、マーケティングマネージャー職の年収と必要スキルはSaaS マーケティングマネージャー 求人|年収と必要スキルで扱っている。
事業の中身が会計・人事労務・販売管理というバックオフィス領域のため、どの職種でも、顧客の業務を理解する姿勢は見られると考えておくほうが無難だ。これは公式の選考基準ではなく、事業内容からの編集部の推定である。
freeeに向いている人・向かない人
向き不向きを断定できる公式情報はない。ただ、公式のビジョンと事業内容から、判断の軸は引き出せる。
向いている可能性がある人は、中小企業や個人事業主のバックオフィス課題に関心があり、プロダクトを通じて業務を変えることに面白さを感じる人だ。ビジョンが「経営をむずかしいと感じない状態にする」である以上、顧客の経営の悩みに近い距離で働きたい人とは相性が合いやすい。
向かない可能性がある人は、会計や労務といった業務領域に興味を持てない人。また、働き方や評価制度を入社前に確かめず、イメージだけで決めてしまう人である。
この節は編集部の推定を含む。応募前に、自分が何に価値を置くかを書き出して、募集要項と照らしてほしい。
freeeへの転職で押さえる対策
特定企業向けの裏技より、基本の準備が土台になる。編集部は次の四点を挙げる。
- freeeのプロダクト(freee会計、freee人事労務など)の公式サイトを読み、どの顧客課題を解くのかを自分の言葉で説明できるようにする。
- 応募職種の募集要項から、必須要件と歓迎要件を抜き出し、自分の経験を一つずつ対応させる。
- 職務経歴書に、数字つきの実績を書く。担当した顧客数、改善した工程、運用した期間など、事実だけでよい。
- 年収・働き方・選考段階の疑問を、面接前に質問として書き出しておく。
志望動機は、ビジョンの引用で終わらせない。「どの業務の、どんな困りごとを、自分の経験で減らせるか」まで書くと、選考で伝わる。
freeeの求人を探すときの転職エージェントという選択肢
公式サイトから直接応募する方法のほかに、転職エージェント経由で求人を探す方法もある。ただし、特定のエージェントがfreeeの求人を扱っているかどうかは、編集部では確認できていない。取り扱いの有無は、登録後の面談で本人が聞くのが確実だ。
SaaS・AI領域の求人を探す窓口としては、ミライフの公式サイトを見るで、対応職種や求人の内容を確認できる。
SaaS・AI領域の求人を公式サイトで確認する
※PR。申込先は公式サイト。手数料・条件は申込時にご確認ください。
別の選択肢として、IT・Web系の求人を探すなら、type転職エージェントの公式サイトを見るから、対応地域や面談の形式を確かめられる。
どのエージェントを使う場合も、求職者の利用料金、有料職業紹介事業の許可番号、対応地域は公式サイトで確認したい。許可番号は各社の公式サイトに記載されているのが通例である。
freeeの転職難易度についてのよくある質問
Q1. freeeの転職難易度は高いですか?
応募倍率や内定率は公式に公開されておらず、数値で難易度を示すことはできない。職種と、自分の経験が募集要項にどれだけ重なるかで変わる。
Q2. 中途採用の面接は何回ですか?
公式採用ページで面接回数の記載は確認できなかった(2026年10月時点)。職種によっても異なる可能性があるため、応募する募集要項と、選考の案内で確認してほしい。
Q3. freeeの年収はいくらですか?
有価証券報告書の平均年間給与は688.4万円(2026年6月末決算期)。ただし全職種・全年次の平均で、個別の提示額ではない。求人票の年収レンジは公式採用ページで確認できなかったため、選考時のオファーで確かめる。
Q4. freeeは激務ですか?
月平均残業時間などの公開データは、公式採用ページと有価証券報告書で確認できなかった。固定残業代の有無と、配属チームの繁忙期を、募集要項と面接で確かめるのが確実である。
Q5. 未経験のSaaS業界からでも応募できますか?
募集職種ごとに必須要件が異なるため、一概には言えない。応募したい職種の募集要項で、必須要件と歓迎要件を確認する。
編集部結論|「freeeの現実的な難易度を知りたい」なら公式情報から
freeeへの転職難易度は、公開情報だけでは測れない。確認できるのは、職種の種類、平均年間給与688.4万円、平均年齢33.1歳といった事実までである。面接回数、求人票の年収レンジ、残業時間は、募集要項と選考の場で確かめる項目になる。
SaaS・IT領域の求人を幅広く見たい人は、ミライフの公式サイトを見るから対応領域を比べてみるのも一手だ。なお、公式採用情報はfreee採用情報で最新を確認してほしい。

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