結論:POSIWILL CAREERは求人紹介を行わない伴走型のキャリアコーチングで、専属トレーナーが60分×10〜15回のセッションを通じて自己理解から意思決定まで付き合う仕組みだ(2026年9月時点・公式サイト)。料金は53万9千円〜113万3千円と転職エージェントの無料利用と比べて高額で、転職成功率などの実績数値は公開されていない。向いているのは「求人を紹介されるより先に、自分の判断軸を整理したい人」で、すぐに求人へ応募したい人には向かない。
POSIWILL CAREERとは|求人紹介をしない伴走型コーチング
運営会社はポジウィル株式会社(2026年9月時点・公式サイト)。プログラムはキャリアデザイン(3ヶ月)、キャリア実現(4ヶ月)、年収UP・入社後活躍(6ヶ月)の3コースに分かれ、いずれも専属トレーナーとのマンツーマンセッションを60分×10〜15回受ける形式である(2026年9月時点・公式サイト)。セッションは対面ではなくオンラインで実施され、担当トレーナーは契約期間を通じて同じ1人が続けて対応する。求人紹介を主業務とする転職エージェントとは仕組みが異なり、紹介先の企業から報酬を得る立場ではない。そのため紹介できる求人の幅に縛られず、転職するかどうかの判断そのものに時間を使える設計になっている。
対象は20〜30代からの相談が中心と公式サイトに記載がある(2026年9月時点・公式サイト)。悩みの範囲は転職だけでなく、副業やフリーランス転向、現職での踏みとどまり、起業、ライフイベントを見据えた働き方の見直しまで幅が広い。SaaS・IT業界への転職を考えている人であっても、「転職するべきか」自体に迷っている段階なら選択肢に入る。
料金の内訳|3コースの違いと入会金の扱い
3コースの料金と期間は次のとおりだ(2026年9月時点・公式サイト)。いずれも入会金5万5千円が別途かかるが、当日申込では免除される場合がある。
| コース | 期間 | 料金(税込・一括) |
|---|---|---|
| キャリアデザイン | 3ヶ月 | 53万9,000円 |
| キャリア実現 | 4ヶ月 | 76万7,800円 |
| 年収UP・入社後活躍 | 6ヶ月 | 113万3,000円 |
期間が短いキャリアデザインは、まず自己理解を整理したい人向けの入口になる。転職活動そのものまで並走してほしい場合はキャリア実現、入社後の立ち上がりまで見据えるなら年収UP・入社後活躍が対応範囲になる。どのコースでも料金は一括前払いが基本で、分割方法や支払いタイミングの詳細は申込時の確認が必要だ。入会金は解約時にも返金対象外という規定があるため、コース選びは無料相談の段階で固めておくほうがよい。コース変更の可否や差額の扱いは公式サイトに明記が見当たらない。途中でコースを延長・変更したくなる可能性がある人は、契約前にトレーナーへ直接確認しておくべきだろう。
selectnavisスコアは63/100、実績開示の少なさが響く
12軸で採点すると合計63点(100点満点)になる。内訳は次のとおりで、点数は12軸の合計から算出した参考値である。
- 料金の明確さ(10点満点):7点。3コースの料金と入会金は公式サイトに明記されている。
- 対象の広さ(8点満点):6点。20〜30代を軸に、転職以外の悩みも幅広く受け付ける。
- サポート体制(10点満点):8点。専属トレーナーが60分×10〜15回、同じ担当者で継続する。
- 実績の開示(8点満点):3点。転職成功率や継続率といった数値は公式サイトで見当たらない。
- 解約・返金の明確さ(8点満点):6点。規定文自体は明記されているが、入会金は返金対象外。
- オンライン対応(8点満点):7点。指定の通信手段でオンライン実施、スマートフォンからも参加できる。
- 無料相談の使いやすさ(8点満点):6点。45分の無料体験があり、申し込みはLINEから進められる。
- トレーナーの情報開示(8点満点):3点。個々のトレーナーの経歴や資格は公式サイトで確認できない。
- プログラム内容の具体性(8点満点):6点。3コースの期間とセッション回数は具体的に示されている。
- 契約前の情報開示(8点満点):6点。利用規約・解約規定のページが独立して公開されている。
- 継続支援・アフターサポートの情報開示(8点満点):3点。修了後の継続支援について公式サイトに記載がない。
- 第三者評価の透明性(8点満点):2点。独立した第三者機関による評価データは公式サイトに示されていない。
強みは専属トレーナーとの伴走と柔軟な相談窓口
強みは大きく3つある。第一に、求人紹介を挟まない伴走型であること。担当トレーナーは1人に固定され、60分×10〜15回のセッションを通じて自己理解から行動計画まで同じ人と詰めていく。第二に、45分の無料体験を用意している点だ。契約前に相性や進め方を確認してから申し込める(2026年9月時点・公式サイト)。第三に、形式がオンラインで、スマートフォンからでも面談に参加できる(2026年9月時点・公式サイト)。通勤や店舗への移動を挟まずに続けられるのは、平日日中の時間が取りにくい会社員には利点になる。
注意点は料金の高さと実績データの非公開
注意点も3つ挙げておく。第一に料金が高額であることだ。キャリアデザインで53万9千円、キャリア実現で76万7,800円、年収UP・入社後活躍で113万3千円、いずれも入会金5万5千円が別途かかる(2026年9月時点・公式サイト。当日申込では入会金が免除される場合がある)。無料で使える転職エージェントと比べれば負担は小さくない。第二に、転職成功率や継続率のような数値実績が公式サイトで開示されていない。効果の大きさを数字で確かめたい人には物足りないだろう。第三に、解約規定にも条件がある。初回支払日から8日以内でトレーナー面談が1回以下なら解約事務手数料は免除されるが、それ以外の解約には2万5千円の手数料がかかり、入会金は返金対象外だ(2026年9月時点・公式サイト)。申込前に規定を一読しておくべきだ。とくに入会金は解約理由を問わず戻らない点は見落としやすく、無料相談の段階で担当者に念押しで確認しておくと後のトラブルを避けやすい。
無料相談から受講開始までの5ステップ
- 無料相談を申し込む。LINEから申込ページに進み、45分の無料体験の日程を決める。
- 無料体験でヒアリングを受ける。悩みの整理と、3コースのうちどれが合うかの見立てを聞く。
- コースを選び契約する。料金と入会金、解約規定を確認したうえで申し込む。
- トレーニングを開始する。専属トレーナーと60分×10〜15回のセッションを進める。
- プログラムを修了する。期間内のセッションを終え、行動計画を振り返る。
向く人・向かない人
向くのは、転職するかどうか自体で迷っていて、求人を見る前に自分の判断軸を整理したい人だ。副業やフリーランス転向、起業といった転職以外の選択肢も含めて検討したい人にも合う。求人紹介がない分、担当者に「決めてもらう」のではなく、自分で決める材料を一緒に組み立てる進め方になる。
向かないのは、今すぐ求人に応募して転職活動を進めたい人だ。求人紹介そのものが目的なら、無料の転職エージェントを使うほうが早い。料金を抑えたい人や、数値化された実績を根拠に選びたい人にとっても、選択の優先順位は下がるはずだ。
SaaS・IT業界で働く会社員やエンジニアに限って考えると、判断が割れやすいのは「今の会社に残るべきか、転職すべきか」で悩んでいるケースだ。求人を見比べる前段階で自分の希望条件や譲れない基準を言葉にしておきたい人には、専属トレーナーとの継続セッションが役に立つ。反対に、希望条件がすでに固まっていて、あとは求人の質と量が欲しいだけという人には、コーチングに料金を払う理由が薄い。学び直しを優先したい人も、まずは無料か給付金対応のスクールを検討したうえで、方向性が定まらない部分だけをコーチングで補う使い方が現実的だろう。
転職エージェント・キャリアスクールとの違い
SaaS・IT業界への転職や学び直しを検討する場面では、比較対象になるサービスがいくつかある。転職エージェントは求人紹介が中心で、利用者は無料、エージェント側は企業からの成功報酬で運営されている。ラクスパートナーズやtype転職エージェントのように、業界特化・総合型それぞれの強みで求人の幅と選考サポートを提供するのがこの型だ。キャリアスクールはスキル習得が中心で、給付金制度を使える講座もある。
POSIWILL CAREERはこの2つとは軸が異なる。求人紹介もスキル講座も主業務ではなく、有料でトレーナーと1対1で「そもそも転職するかどうか」を整理する時間を買う仕組みだ。テックゴーのようなIT特化型エージェントやPRO人のような未経験特化型エージェントは、いずれも求人紹介と選考対策が本業である点でPOSIWILL CAREERとは重ならない。求人の質と量を求めるならエージェント側、判断そのものに時間を割きたいならコーチング側、という切り分けになる。求人の選択肢を広げたいなら転職エージェント、スキルを身につけたいならスクール、判断そのものに時間をかけたいならコーチング、と役割で選び分けるのが実務的だろう。3つを併用する使い方もある。たとえば無料相談だけコーチングで受けて自分の希望を整理し、実際の応募は転職エージェント経由で進める、という分担であれば料金の負担を抑えながら両方の強みを取り込める。
よくある質問
Q1. どんな悩みに対応していますか?
転職だけでなく、副業やフリーランス転向、現職での踏みとどまり、起業、ライフイベントを見据えた働き方の見直しまで対応する(2026年9月時点・公式サイト)。悩みの入口が「転職すべきかまだ決めていない」段階でも申し込める。相談内容によってコースの提案が変わるため、迷っている悩みをそのまま無料相談で話してよい。
Q2. 転職エージェントとの違いは何ですか?
転職エージェントは求人紹介が主業務で利用者側は無料だが、POSIWILL CAREERは求人紹介を行わない有料の伴走型コーチングであり、仕組みが異なる。担当トレーナーは求人を紹介する立場ではないため、紹介インセンティブに縛られずに話を進められる。
Q3. 料金はいくらで、返金はできますか?
3コースあり、キャリアデザインが53万9千円、キャリア実現が76万7,800円、年収UP・入社後活躍が113万3千円で、いずれも入会金5万5千円が別途必要(2026年9月時点・公式サイト)。解約は初回支払日から8日以内・面談1回以下なら手数料が免除されるが、それ以外は2万5千円の手数料がかかり、入会金は返金対象外だ。
Q4. オンラインだけで完結しますか?
完結する。専属トレーナーとの面談は指定の通信手段を使ったオンライン形式で、スマートフォンからも参加できる(2026年9月時点・公式サイト)。店舗に足を運ぶ必要はない。
Q5. どんな人に向いていますか?
求人を紹介される前に、自分の判断軸を整理したい人に向く。逆に、今すぐ求人へ応募したい人には、無料で使える転職エージェントのほうが早い。
編集部の結論
POSIWILL CAREERは、転職するかどうかを含めて自分のキャリアを整理したい人にとって選択肢になるサービスだ。専属トレーナーとの伴走という強みは、転職以外の選択肢まで含めて検討したい人には効きやすい。一方、料金は50万円台からと軽くはなく、成功率のような数値実績は公開されていない。数字の裏付けより対話のプロセスを重視するかどうかが、選ぶかどうかの分かれ目になる。
※PR。申込先は公式サイト。手数料・条件は申込時にご確認ください。
向いているのは「求人を紹介されるより先に、自分の判断軸を整理したい会社員・エンジニア」で、今すぐ求人に応募したい人は転職エージェントを先に検討するほうが近道だ。

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